数年前に日清カップヌードルのCMで流されていた、「FREEDOM」というアニメDVDを観ました。お客様のご好意でお借りしたものです。N様ありがとうございました。
大友克洋が製作に関わっていたのは知ってましたので、気にはなっていたものの今まで見る機会がありませんでした。
まず「これは!」と思わせるのがオープニングですね。宇多田ヒカルの曲、This is loveに合わせて目まぐるしく動くCGバリバリのムービーですが、とても完成度が高く、全7巻毎回見入ってしまいました。
これからのCGはアイデアですね。ジュラシック・パーク2の時、CG制作会社が「何でもできる」と豪語したそうですが、もはや何でもできることが普通になってしまい、技術も飽和状態に見える今、観客をうならせるものはアイデア次第だと思います。それを見せつけられたのがこのFREEDOMのOPでした。
そしてどうやら登場人物も全て3DCGで描かれているようです。トゥーンレンダリングというものでしょうか。若干表情が硬く見えるのは予算の都合か、技術の限界か・・・。動きそのものは変にリアルで違和感すらあるほどですが、これからのアニメーションの方向性を示すものですね。現段階ではアップルシードのようにCG丸出しで人物を描いた方が違和感がないのかも、と思いました。
ストーリーは残念ながら壮大な世界観を練りきれていない様子でした。不思議だったのは大友克洋がこの企画に賛同した事です。キャラクターやメカデザインがかなりAKIRAを意識したもので、これがAKIRAの焼き直しだとするとあのこだわりある大友氏が納得するだろうか、という疑問が残ります。私が思うAKIRAという作品が別格過ぎてしまうのか、あくまで個人的な意見ですが・・・。
しかし全7巻、おかげ様でじっくりと堪能することができました。長編アニメを観た後はすごい冒険をしたような気分になって、どっと疲れがおそってきますね。いやー、こういうのも久しぶりです。

